242: おさかなくわえた名無しさん 投稿日:2014/02/09(日) 00:55:49.35 ID:OpQ8436Z
俺、子供の頃ある個人スポーツで毎年全国大会に出ていたのだが、毎年良い結果に結び付けなかった。
そのたびに負けた悔しさで涙を流していた。毎年。
一応近畿の大会とかは優勝できていて全国大会にコマを進めていたのだが、いざ全国になると緊張からかすぐに負けてしまう。

全国はとれていないものの悪くない成績な俺。まわりの父兄さんからは少しばかりちやほやされてた。
なので全国で負けて泣いていても「おしかったなぁ」とか「〇〇君の方が断然勝ってたよ!」とか励ましてもらっていた。でも、それが毎年だったので流石にしつこく感じていただろうな。
このやり取りの繰り返し。

ある年の全国大会のことだ。おれは今まででおそらく一番練習しただろう。コーチでさえ「練習しすぎや!頼むからもうやめてくれ!心配や!」と言っていた。
ほんとにキツイきつい練習を自分に課していた。
父兄さんたちも例年以上に期待してくれた。おれはもう自信に満ち溢れていた。
「絶対優勝できる!」

そして、全国大会当日。
なんと一回戦で敗退。今までで一番悲惨な結果に終わった。

もう負けの悔しさでは泣いていなかった。そんなことでは涙しなくなった。そうではなくて、きつい練習が徒労であったのかと思うと自然と涙が出ていた。
それだけではない。父兄さんたちから白い目が向けられていた。もう励ます事さえしない。それもそうだ。
でも俺の中ではそれだけでも心へのダメージは大きかった。よりどころすらない。
練習の成果をここまで発揮しなかったのは初めてだ。当然のことだ。

極めつけはいつも「〇〇君!」と明るく俺を呼んでいた後輩のお父さんが
その日を境に俺の事を「お前」としか呼ばなくなったことだ。どれだけ辛かった事か・・・

あの日を思い出すだけでいまでも背筋が凍る。
周りのすべての人から「またかよ・・・また泣いてるよ・・・」と言わんばかりの目を向けられていたライトの届いていない暗い観客席。