1 :夫◆oI0xyLnDLVxx
勝手に語ってく


2 :名無しさん
どうぞ
4 :名無しさん
(この人 何才…)
5 :名無しさん
>>1の年齢はもちろん23じゃないよな
8 :夫◆oI0xyLnDLVxx
俺は今オサーンだ
何となく書き込んでみただけだから歳はスルーしろ

俺と嫁は高校の時からの付き合いだった
付き合ったキッカケは同じ委員会に所属したこと
高校の文化祭で、俺と嫁は同じ仕事をした
準備から事後まで、約1カ月間同じ作業をして、いつの間にか俺が嫁に惚れ、告白して付き合った
付き合ってから、俺と嫁はずっと一緒だった
昼休みも、放課後も、休みの日もずっと一緒だった
それが自然だったし、何よりも幸せだった
もちろん嫁も毎日笑ってたし、幸せだと言ってた
10 :夫◆oI0xyLnDLVxx
スレタイはただのミスだ
気にするな

高校卒業して、俺と嫁は就職した
就職して1年後、仕事にも慣れたころ、俺は嫁にプロポーズした
嫁は泣きながら喜び、頷いてくれた
そして両親への挨拶をした
といっても、既に俺達は家族ぐるみの付き合いをしていた
何しろ高校の時から付き合ってたし、俺の両親は嫁に、嫁の両親は俺に、本当によくしてくれた
だから結婚することをそれぞれの両親に言った時も、ようやくか!といった感じで祝福してくれた
そして俺達は夫婦になった
当時、それぞれ19歳だった
13 :夫◆oI0xyLnDLVxx
結婚してからは本当に幸せだった
色んなところに行ったし、色んな思い出を作った
家でも一緒に料理したり、買い物に行ったりした
子供は中々出来なかったけど、1年後には長男を授かった
二人で一生懸命名前を考えて、俺は嫁と息子を一生かけて幸せにしようと心に決めた
嫁は息子を授かって退職した
家で俺が帰って来るのを待ちたいと言っていた
家のことは自分が守るからと仕事に向かう俺を励ましてくれた
俺はその時、嫁と結婚したことを心から幸運に思った
こんなにも自分のことを考えてくれていることに感謝した
16 :夫◆oI0xyLnDLVxx
それから、俺は仕事に没頭した
自分で言うのも何だが、俺は会社ではかなり仕事が出来る方だったと自負してる
若かったけど、会社の企画を任されたりもした
会社でも信用は高かったし、色んな人が俺をサポートしてくれた
だから俺もそれにこたえようと必タヒに頑張った
おかげで仕事は凄まじく忙しかった
出張、残業は当たり前
休みでも急な呼び出しがあればすぐに出て行った
もちろんその分給料はかなりよかった
でも、俺は家に帰って寝て、朝また仕事に向かうだけの毎日だった

そしていつしか、俺と嫁は会話をしなくなった
家にいるのはホントに僅かだったし、俺は家ではクタクタになって眠ることが多かった
嫁はそんな俺を色々サポートをしてくれた
けど、やはり話す時間はほとんどなくて、家はいつも暗かった
17 :名無しさん
アカン(´・ω・`)
19 :夫◆oI0xyLnDLVxx
それから数年後、ある休みの日、俺は荷物の整理をしていて、結婚式の写真を久しぶりに見た
思えばこの時、最後にマイクで大声で「一生幸せにします!!」なんて恥ずかしいこと叫んだなって思い出し笑いをした

それ時、ふと我に返って家の中を見てみた
綺麗に片付いている部屋
だけど、そこは家庭ではなかった
友達と遊びに行き、俺が休みなのに顔も合わせない息子
まるで俺から逃げるかのように家事をし、終われば何も言わずに買い物に出かける嫁
もう、色々グチャグチャだった
考えてみれば、その時嫁とは夜の営みも一切なかった
これは本当に自分が思い描いた家庭なのか
これで一生幸せにしているというのか
そんな想いが込み上げてきた

20 :夫◆oI0xyLnDLVxx
次の仕事の日、俺は会社の上司に転属願を出した
そこはそれまでの部署から比べると、給料は圧倒的に低いところだった
だが、その分残業や出張が少ない部署だった
上司からは止められたが、俺はそれを押し切ってその部署に異動させてもらった
そして異動が決まった日、いつもより早く家に帰った
息子は俺の実家に泊まりにいかせていた
俺が早く帰って来たことに、嫁は驚いていた
そんな嫁にシャンパンを買い、久々に二人きりでゆっくりとした食事をしようと思ってた
22 :夫◆oI0xyLnDLVxx
しかし、いざ嫁と食事をしてみたものの、すでに数年間ろくに会話もしていない関係だった
いきなりスラスラと話すことは出来なかった
重い沈黙の中、俺と嫁は黙々と目の前のご飯を食べた
その重苦しい空気が、その時の俺と嫁の関係を物語ってるような気がした
でも、それじゃダメだと自分を奮い立たせた
そして、嫁に部署が異動したことを告げた
最初は嫁もふーん程度の反応で、一切興味を示していなかった
それどころか、俺と目を合わせようとしていなかった
その時、たぶん俺はただの同居人として捉えられていたのかもしれない
それでも俺は話した
そして、これまでの自分を謝罪した
〇これまで、自分は家族を蔑ろにし過ぎた
〇家族のためと思い働いていたけど、それは自分の自己満足だった
〇お前と息子には、本当に寂しい思いをさせてしまった
〇これからは家にいる時間を増やして、これまで過ごすはずだった家族としての時間を増やしていく
〇だから、もう一度俺を家族として、夫として認めてほしい
そう言った後、嫁はポカンとしていた
かと思えば、その場で箸を持ったまま泣き出した
23 :名無しさん
奥さん、寂しかっただろうね…
24 :夫◆oI0xyLnDLVxx
それから俺は出来るだけ早く会社を退社し、家に直行するようになった
最初の方は、俺が早く帰ると家の生活サイクルが狂うようで、なんか色々嫁が慌てていた
もちろん息子は動揺していた
それでも、しばらくすると俺が家にいる生活にも慣れ始めた

そして、俺の家には笑い声が増えていった
顔を合わせなかった息子は、今日学校で何があったか俺に楽しそうに話し、嫁はテレビでこんな話を聞いたと自慢げに語って来た
俺はそれが嬉しくて、笑顔で話を聞いた
嫁と寝室で寝る時、嫁に言った
「これからは、嫁を本当の意味で幸せにする。愛してるよ」
嫁は泣きながら、私も愛してると返した
そして、俺と嫁は息子に気付かれないように注意しながら、毎晩のように愛し合った
28 :夫◆oI0xyLnDLVxx
こうして俺の家族は、なんとか持ち直した

そんな時、嫁が買い物に行った後、家で荷物整理をしていた時、とあるスケジュール帳を見つけた
見たことがなかったものだったから、パラパラと中をめくってみた
嫁の字で色々書かれていて、それは嫁のスケジュール帳だと分かった
そしてその中に、とある単語が日付の横に書かれていた

ハートで囲まれた、Kという文字

それが、週に数回程書かれていた
それはちょうど、俺が仕事に没頭していた時期
俺は、瞬時に理解した
嫁が、不倫をしていたことを
30 :夫◆oI0xyLnDLVxx
俺は怒り狂った
嫁が帰ってきてから、問い詰めようと思った
だけど、考えてみれば俺が嫁を寂しくさせていたことは事実だったし、当時は嫁との夜の生活は全くなかった
寂しさのあまり、他の男に走るっても仕方がないのかもしれない
そんな風に思えてきた
そしてスケジュール帳は何冊もあったが、ある日を境にKという文字は書かれなくなっていた
それは、ちょうど俺が異動した時期
その月のスケジュール帳には、途中までKという文字が書かれていたが、途中からはKに×印が付けられ、それ以降Kという文字は書かれていなかった

だから俺は、それを密かに元の場所に戻した
そして、見なかったことにした
33 :夫◆oI0xyLnDLVxx
もちろん完全に忘れることは出来なかった
それから、俺はしばらくEDとなった
その時嫁とは毎晩関係があったから、嫁は凄く心配していた
俺は仕事で疲れてるだけだからと説明した
嫁は、俺の体を色々と気遣い始めた
過去の不倫を知られているとは、夢にも思わなかったようだ
俺は必タヒに忘れようとした
だけど、どうしても嫁の体を見ると思い出してしまった
その度に心がざわつき、途中吐いてしまうこともあった
地獄のような日々だった

それでも、しばらくしたら徐々に落ち着き、EDも直った
そして俺は、それを墓場まで持っていこうと思った
34 :夫◆oI0xyLnDLVxx
それから月日が流れ、息子が高校を卒業した後、公務員試験に合格した
それは他県の公務員であり、それを期に一人暮らしをすることになった
引っ越しも終わり、最後に豪勢な食事をして息子を見送った
その日の夜、家は久しぶりに俺と嫁だけになった
何だか寂しくなったね、と、嫁は言った
そうだね、と、俺は返した
そして、嫁に言った

息子も一人立ちをした
これまでの人生は、君のおかげで素晴らしいものだった
一度忘れていた家族の大切さも、君のおかげで思い出すことができた
自分にとって、君はかけがえのない大切な人だ
本当に愛しているよ

そしたら、嫁は泣き始めた
俺は嫁の体をさすり、なだめようとした
でも嫁は、その場で急に土下座するように座ってしまった
そして、「私に、あなたからそんなことを言われる資格はない」と言い出した
俺はその時、嫌な予感がした
嫁に止めるように言おうとしたが、その前に嫁が言った
「私は、過去にあなたを裏切り不倫をしました」
35 :夫◆oI0xyLnDLVxx
聞きたくない言葉だった
思い出したくもないことだった
でも、嫁は自ら話し出した
〇不倫は、前の職場の上司だったこと
〇向こうは遊びのようだったが、自分は本気で相手にホレこんでいたこと
〇あなたと離婚して、相手と添い遂げようとまで思っていたこと
〇しかし、あなたが異動を期に変わり、忘れていたあなたへの想いが溢れ、その人物と別れたこと
〇本当は言うつもりだったが、あまりに幸せな日々だったため、それが失われるのが怖くて言えなかったこと
〇言えないことで、ずっと罪悪感を抱えていたこと
嫁は泣きながら言っていた
そして、ずっと言えなかったことを謝罪した
でも俺は知っていた
だから泣きながら謝る嫁に、「知ってたよ」と言った
嫁は驚いた顔になったが、俺は「全部知ってた」とだけ言った
そしたら、嫁は更に泣き始めた
そしてしばらく、家の中は嫁の泣き声だけになった
37 :夫◆oI0xyLnDLVxx
それから俺と嫁は話し合った
これからどうしていくのか
これからどうすべきなのか
話し合った結果、俺と嫁は離婚することになった
もちろん俺の本意ではない
ただ、ここまで話した嫁の覚悟を考えれば、一度きちんとしたけじめをつける必要があると思った
両親には相談しなかった
すれば反対されただろうから、事後報告することにした

次の日の夜、用意した離婚届をテーブルの上に出した
まずは俺が名前を書くことにした
そしたら、これまでの嫁との生活が走馬灯のように頭を過った

高校の時、照れながら告白したこと
卒業式の日に、同級生にからかわれながら写真を撮ったこと
就職祝いを一緒にしたこと
プロポーズの時に噛んでしまったこと
披露宴の翌日に行った新婚旅行で、二日酔いでダウンしていたこと
妊娠したことを知り、家で飛び跳ねて喜んだこと
名前を考える時、二人で姓名判断の本を見ながら決めたこと
嫁が出産をした時に、我が子を抱きかかえた時のこと

色んな思い出が頭をめぐり、目からは涙が溢れてきた
俺と嫁は、泣きながら離婚届に名前を書いた
二人の字は奮えていた
そして翌日、一緒に市役所に提出した

40 :夫◆oI0xyLnDLVxx
こうして俺と嫁の23年間は終わった
それぞれの実家に話した時はかなりもめたが、最後には理解してくれた
息子にも電話で言った
息子は、「子供じゃないんだから、二人で決めたことに口出しするつもりはないよ」と言っていた

そして今は、俺は一人になった家で生活していて、嫁は、じゃないな
元嫁は、アパートを借りて暮らしている
しかし、一度離婚して、意外にも色々とスッキリした面があった
俺も心に抱えていたものが、こうして筋を通すことで、消えてしまったのかもしれない
離婚したと言っても、元嫁とは連絡を取っている
というより、たまに元嫁が家に来て、ご飯を作ったり掃除したりして帰ってる
何だか昔に戻ったような新鮮な気分だ

今度元嫁と出かける予定だ
再婚するかは分からない
でも、俺と嫁の23年間は一度リセットされたから、もしかしたら今が新しい1年目なのかもしれない
もしそうなったら、もう一度報告しに来る

ここまで黙って聞いてくれてありがとう
38 :名無しさん
泣いた…泣いた
43 :名無しさん
>>1
お疲れ様でした。
これがいい区切りとなって、また新たな一歩を踏み出せると信じてるぞ
44 :名無しさん
ちょっとして復縁するやろ
次はちゃんと幸せになってな
46 :名無しさん
いろいろあったけどハッピーっぽいエンドでよかった
>>1周り良い人に恵まれてるな
47 :名無しさん
今が幸せならいいじゃないか。
過去に何があってもいいじゃないか。
48 :名無しさん
>>1
息子さんが成人する前に、家族としての時間を取り戻すことが出来て良かったと思う。
元奥さんも…不倫はもちろんしてはいけないことだけど、間違いに気付けてよかった。
一度けじめをつけたことも良かったと思う。
これからは>>1さん次第。また復縁するにしても、新しい人と愛し合うにしても、幸せになってほしい。
51 :名無しさん
切ないけど素敵な話だったよ乙
56 :名無しさん
これからもその関係続くといいね
http://open02.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1398351731/


1001: 以下、おすすめ記事をお送りします: 2017年3月15日 10:49 ID:shurabahoka

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