142 :日本昔名無し:2007/07/11(水) 16:26:17

母親がまだ独身の頃、職場に陰気な女子社員がいたそうで。

なぜかあまり仲は良くなかったんだけど、
その女子社員の方はウチの母にだけはいつも

「悩みがあるので聞いてほしい」

としつこかったんだそうな。

彼女は893の愛人とかいう噂があり、
悩みというのはその893と別れたいという事だったらしいんだが、
問題が問題だけに、
他の女子社員はおろか男性社員からも
それとなく避けられていた。

母も先輩から近づかないよう忠告されていたが、
ある日、いつものように

「用事があるからごめんね」

と断ったところ、
ヤケにすんなりと

「そう・・・」

と言って帰っていったんだそうな。


143 :日本昔名無し:2007/07/11(水) 16:50:04

母親も彼女の態度は気になったが、
断り続けるのはしんどいし、
なんだろ、まぁいっかwってな気持ちで帰宅した。

当時住んでた都内のアパートは木造2階建てで、
窓の外にはベランダなどはなく、
ただ落下防止の鉄柵がついているものだった。
で、母親の自室は2階だった。

帰ってすぐに仏壇に手を合わせ、
お供え物を下げた時だった。
コンコン・・・誰かがドアを叩く音がした。

こんな時間に誰??

同居している母の姉なら合い鍵で入って来れるはず。
届け物にもこの時期心当たりがない。
気味が悪かったので居留守を決め込もうと、
そのまま足音が立ち去る気配を待った。


145 :日本昔名無し:2007/07/11(水) 17:28:36

しかし立ち去る足音は聞こえず、
なんだか空恐ろしい気分になったところ、
今度はコンコンコンコンコンッと、
せっぱ詰まったようなノック音に変わった。

そして、


「あけてよっ!!あけてよっ!!友達でしょっ!?」

という絶叫と、
ドアを開けようとガチャガチャとノブを回す音が聞こえた。

その声は間違いなく、
かの893の愛人の同僚社員であった。

やだ、なに人の後つけて来てんの!?
いつも無視してるからってどういうつもりなんだ??と怒り心頭。
一言怒鳴りつけようと玄関まで向かった所・・

ガンガン!!ガンガン!!


「あ~け~て~っ!!」

と、今度は激しく雨戸を叩いて叫んでる。

ちょ、何アイツ窓まで上がって来てんだ!
近所に見られちゃうじゃん!

・・・でも、ここは2階でベランダもないのに
いったい何処につかまってんの?

と思ったとき母は初めて体中に鳥肌が立ち、
布団をひっかぶった。
音はしばらく続いたが、
最後にいっそう大きくなり、ぱたっと止んだ。

その瞬間、母は体中を鋭い刃物で
メッタ切りされるような痛みを感じ、気を失った。



146 :日本昔名無し:2007/07/11(水) 17:41:27

>>145の続き
長々とごめんなさい。意外に書くと長かったorz

翌日母が会社に着くと、なんだか周囲が騒がしい。
同僚に聞くと、どうやらかの女子社員が自サツしたらしい。

ちょうど母の自宅に現れたぐらいの時間、
千駄ヶ谷の駅で電車に飛び込んで、
原型をとどめないほどメチャクチャに轢かれたとの事だった。
(ニュースにもなったらしい)

あの斬り付けられた痛みは
彼女の痛みとリンクしてたのかもということと、
ドアをもし開けていたらどうなっていたんだろうと、
未だに不思議な体験だそうだ。


引用元:http://hello.2ch.net/test/read.cgi/mukashi/1148550112/


1001: 以下、おすすめ記事をお送りします: 2016年6月17日 10:49 ID:shurabahoka

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